〈作品概要〉
作品名：「リザンテラ（仮）」　（オリジナル作品）
演出・脚本： 富田未来（Aoi biotope所属）
演出/脚本協力：倉本朋幸
舞台制作：山口ちはる｜企画協力：直井卓俊、玉井雄大
制作協力：DOKUSO映画館、SPOTTED PRODUCTIONS

舞台上演後に「映画製作」を予定しています。
※配役に関しては舞台とは別の役になる可能性も御座います。ご了承ください。


〈舞台内容〉
公演日程：2022年9月28日（水）〜10月2日（日）

会場：シアター711
（〒155-0031 東京都世田谷区北沢１丁目４５−１５ 鈴なり横丁）
京王井の頭線の方は、中央口改札より徒歩約8分
小田急線の方は、東口改札より徒歩約8分

小屋入り：2022年9月26日（月）
稽古（予定）：9月5日（月）〜8日（金）プレ稽古
9月12日（月）〜スタジオ稽古


〈募集概要〉
主要キャスト：20代女性　5名／40代女性　2名
50代〜60代男性　1名


■プロフィール
演出・脚本／監督： 富田未来（Aoi biotope所属）
1991年3月12日生まれ、神奈川県出身。高校を卒業後、俳優の道へ進む。映像の現場を経験し自身で作品を制作したいと思い、脚本を書き始める。2018年、ショートショートフィルムフェスティバルブックショートアワードに入選した自身の作品『空は青とは限らない』を短編映画として自主制作し、2019年スペインマドリード国際映画祭外国語短編部門に選出。その後、映画と音楽の祭典、MOOSIC LAB 2019 短編部門にて『ビート・パー・MIZU』を制作、2021年にも短編映画『泣いたことがないなんて、嘘つきめ』を制作した。

舞台演出家／監督：倉本朋幸
1981年高知県出身。 2010年舞台演出家デビュー、オーストラ・マコンドーを結成。2014年に劇団化。 現在までに海外戯曲、日本の古典、寺山修司・小津安二郎作品のオマージュや自身のオリジナル作品を 含め、様々なジャンルの舞台作品を100本以上演出。
初の長編映画監督作「どうしようもない僕のちっぽけな世界は、」が第32回東京国際映画祭・スプラッシ ュ部門への招待作品に選出された。　http://austramacondo.com/


■ストーリー
“リザンテラ（Rhizanthella）とは、すべての植物体が地中にあり、地下で花を咲かせる特異な植物である−”
「花を愛する人に悪い人はいない」と言う母の口癖から、植木鉢にだけはマメに水をやるカスミ（25）は今日も職場の屋上にある植木鉢に水をやる。そんなある日カスミにかかってきた1本の電話は、学生時代働いていたスナックでの先輩、ユリの死を知らせる電話だった。
死の真実を聞くために、久しぶりに呼ばれた場所にいたのは見知らぬ怪しげな中年の男だった。「彼女は僕を愛していたんだ。」
不信に語られるユリの最期、あの頃の自由な日々と引き換えに、それぞれが向き合わなければならない現実があった。変わりたいけど変われないもの、なりたくてもなれないもの。
かつて憧れを抱いたユリの死と明かされる真実とは。
地下で咲く花のように力強く生きる、実話を元にした彼女たちの物語。

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